A5000とKA13のファーストインプレッション【2024年1月3日】

 ということで今日も日記を書いていこうと思う。

 今日は昼はバイト、夜は友人とゲームで結構充実した一日を過ごしたと思うが、さらに「Final A5000」と「FIIO KA13」が届いたので簡単なレビューをしていこうと思う。

 まずは簡単な説明をさせていただく。Final A5000は日本のイヤホン・ヘッドホンメーカー、Finalが手掛けたダイナミックドライバ1機を搭載した3万円ほどのイヤホンである。上級機としては約20万円のA8000があり、その音に近いチューニングになっている。また、「FIIO KA13」は中国の老舗音響機器メーカー、FIIOのエントリーUSB-DACである。価格はおよそ1万3千円。

 まずはPCに繋いで聞いてみたが、音の解像度がE1000とはまるで違う。1万円台の中華イヤホンがきらびやかさや繊細さを目指して作られているとするならば、A5000は自然さ、透明感で勝負を仕掛けているように感じられる。かつ低音もしっかりと出ていて、全体の曲としての雰囲気を支えてくれている。まさに欠点の付け所のないイヤホンである。強いて云えば目立った特徴が無いことが挙げられるが、このイヤホンは「癖をつけて楽しむことに特化したイヤホン」というよりも「音楽の良さを完全に楽しんでほしい、ただイヤーモニターよりは雰囲気重視で作られたイヤホン」といえる。

 最初はKA13のプツプツ音(再生・一時停止時に鳴る)が気になっていたが、パソコンを使ってアップデートをしたところ、雑音が完全になくなった。DSD再生もしてみたが、音がより滑らかで味のある感じがした。A5000はどちらかというと打ち込みや電子音声の曲よりも生の音において差が出るイヤホンだと思うので、購入を検討している人はぜひとも一度視聴してほしい。また、Amazonだと返品が容易なので、一度購入して視聴してみるのもアリだと思う。最近、イヤホンを視聴する機会が少なかったので兄弟機のA3000やA4000と比べることはできないが、またeイヤホンに行ってみたら比べてみようと思う。

 ちなみに、KA13をスマホで使うときは「FIIO Music」を使って聞くのがおすすめ。このアプリを使うと、無料でネイティブDSDを再生できるし、アプリ内の機能でDACの設定変更ができる。